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やっと日本へ本帰国することが決まりました!
既に2月25日、パリ発ANA便を予約済です。 思えば、忘れもしない2005年5月15日に初めてパリに足を踏み入れてから既に4年と9カ月が経ちました。 良い思いで、嫌な思い出、大変な出来事、等、いろいろありましたが、やっと帰れることに素直に感謝したいと思います。 最後の2週間をどう過ごそうか、未だに思案中ですが #
by witchmountain
| 2010-02-15 04:36
| フランスでの生活
飛ばし飛ばし読みました。 北条家(正確には後北条家でしょうか)が戦国時代の末期に関東地方をほぼ平定したもののやがて豊臣秀吉により滅ぼされること、また、当時北関東で宇都宮家や佐竹家などの諸勢力がいたことまでは知っていましたが、北条家と関東連合軍との間に「沼尻の合戦」という戦いが、織田信長亡き後の豊臣家対徳川家の長久手の合戦とつながりがあったこと、そして北条家と徳川家がこの時期に同盟関係にあったことなどは知りませんでした。 ここまで戦国時代末期における北関東の動きを詳細に解説した本(少なくとも新書版)は今までなかったのではないでしょうか? 著者はあとがきにおいて「この本を書くきっかけになった沼尻の合戦に関する資料が200点以上あり、小字図には陣場の地名が一列に並んでおり、なおかつ合戦の実際の舞台は今もなお当時の自然景観をとどめているため、研究にのめりこんでしまった」と述べていますが、確かにここまでの条件が揃わなければこの本が世に出ることはなかったのかもしれません。 印象に残った点としては、次の点があります。 ① 沼尻の合戦 沼尻の合戦が、かなり大規模だったこと。(もっとも正確な戦闘規模ははっきりしないようですが)そして大規模だったのにもかかわらず、決着がつかなかったこと。 ② 礼銭 この時期、各地域では戦争当事者の領主へ礼銭をおさめ、禁制という文書を買い取ることにより略奪を回避できる手段があったこと ③ 北条家の滅亡 北条家が一旦は豊臣家へ恭順する意思を固めたものの、行き違いなのか、それとも豊臣家側の策略なのか、はたまた北条家側の気の迷いだったのか、とにかくその些細な原因(小さな戦闘及び両家の上楽時期を巡る解釈の違い)がきっかけで北条家の滅亡に至ったこと。 ①③はともかく、②に関しては、あの戦国時代の下克上の時代においてさえ、ここまでルール化されたものがあったのかと、改めて日本社会における一種の規律性を感じました。少し嬉しいような気がしました。 評価:(意外性込みで)5点満点中3点 #
by witchmountain
| 2009-08-10 02:48
映画の正式名称は「Harry Potter and the Half-Blood Prince」、邦題は ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月16日に、嫁さんと二人で鑑賞しました。 場所は、例の近所のBoulogne Patheの映画館です。 上映二日目ということで、流石に映画館は混んでいました。前回のハリー・ポッターの映画もそうでしたが、フランス人も結構このシリーズは好きなようです。 さて、肝心の映画でしたが、ちょっと長いかなと思いました。 あの分厚い本の内容を噛み砕いてたかだか2時間半の映画にまとめるのは難しかったのかもしれません。 エンディングが、いかにも「続きがあるよ」という感じの終わり方だったので、まあ盛り上がり方も少し中途半端であったのかなあ、とも思いましたが・・・ それでも、なんだかんだ言ってもハリー・ポッターの世界。恋愛あり、対決あり、そして最後に教授が死んだりと、見せ場もそこそこありました。 まあ、最後の2作で盛り上がりそうな感じなので、次回に期待ですね。 評価:5点満点中4点 #
by witchmountain
| 2009-07-16 02:32
| 映画
(注:残念ながら画像はありません。もし、見つかれば後でアップしたいと思います。)
2009年7月13日の夜に、我が家があるBoulogne-Billancourt市の市役所前で催された革命記念日前夜祭(仏語での正式名称はFÊTE nationale : FEU D’ARTIFICE ET BAL AU COEUR DE VILLE = 国祭日:市の中心部での花火とダンスパーティ)を嫁さんと二人で見に行きました。 目当ては、勿論 「花火」です。 過去数年間は毎年のように遠くから花火が催されているのを発見し、眺めては途中まで近づいて「さあ、これから!」という瞬間に花火が終わるという悔しい(?)思いを何回もしていたので、今回こそは!ということで出かけました。 とは言っても、今回の花火の開催も、嫁さんがたまたま当日ネットで発見しなかったら、そのままで終わっていたところだったので、幸運でした。 これも、今年がフランスでの最後の夏、という前触れなのでしょうか?(是非そうであって欲しいものです) さて、市役所の前までは我が家から歩いて10分少々。気合い満タンで出かけました。 いざ、市役所前に達すると、結構な人が・・・ こんなにこの市に人が住んでいたのか、と思いました。 もっとも、Boulogne-Billancourt市はフランスきっての有名なパリ郊外の都市で、人口密度も欧州で最も高い地域の内の一つであり、人口も2006年現在で約11万人(当然我が夫婦もこの人口の中に含まれています・・・)。となれば、当然これくらいの人が押し寄せて当然なわけですが・・・。 それでも何とかHotel de Ville正面の近くまでたどり着いた我々夫婦は、今か今かと花火&ショーが始まるのを待ち構えました。 ところが、花火の開始時間は22時ということだったのですが、22時半を過ぎても一向に始まる気配がなし。 流石に所謂「フランス時間」に慣れきっているはずのフランス人たちも、だんだん苛立ちを隠せなくなり、あちらこちらで「ぶーぶー」やら「ヒューヒュー」の大合唱。一方、我々夫婦はその光景を苦笑いしながら眺めつつ、日本人らしく静かに待ち続けました。 時が過ぎ、完全に暗くなり、夜の11時頃になろうかというその時、花火&ショーが始まり、途端に周りは大歓声! Hotel de Villeの建物の2階のベランダ(?)部分から登場した女性のオペラ歌手と男性のピアノ演奏者が熱唱する中、次々と花火が目の前の道路、花壇、建物の後ろ等から打ち上げられ、演出のレーザー光線と共に街を明るく照らし出す・・・まさに、フランスでの生活の醍醐味のワンシーンでした。 もっとも、自分はと言えば、こんなに近くで花火を見たことがなく(一部の花火は燃え尽きた後、建物に落下していました。安全第一の日本では絶対にあり得ない光景です。流石はフランス人・・・)、花火が破裂するたびに眩しく、それに拍車をかけるかのようにレーザー光線が肝心の時に目に飛び込んできたりしたので、花火を楽しめたのは3分の2くらいでした。 それでも、近くで見る花火はとても綺麗で、途中演出の音楽が止まるなどの相変わらずのお約束のフランスならではのハプニングがあったにせよ、最高の花火を満喫することができました。 ぶーぶー言っていた周りのフランス人たちも、最後は、大幅に開始時間が遅れたことも忘れ、大歓声でした。 この花火ショーの催し、流石は革命の国フランスの前夜祭という雰囲気&迫力でした。日本も、少しはこのような大胆さを見習っても良いのではないでしょうか・・・? #
by witchmountain
| 2009-07-14 02:46
| フランスでの生活
この本は、実のところそれほど期待していなかったのですが、読み終わった後もなんとなくすっきりしませんでした。 割り箸を擁護する意図はわかるのですが、どうしても割り箸を残さなければならない理由があるのかどうか・・・うーん。 とりあえず、気になったポイントを次の通り羅列してみました。 (1)日本の割り箸の主要生産地は奈良県吉野 まあ、これは納得ですね。 吉野は紀伊山地の麓にあり、良い木材がたくさん入手できそうですしね。 (2)日本の割り箸の99%が輸入で、その殆どが中国産 99%というのは驚愕すべき事実だと思います。 割り箸は、個人的な認識では確か「間伐採した木材」、つまり「そのままでは商品価値があまりない木材」を元に作られていると以前から聞いていました。(まあ、この本でも同じようなことが書かれているわけですが) しかしながら、中国から輸入されている割り箸はどうやら間伐採材を使用せず、割り箸専用に木を切り倒して製造しているようなので、仮に使用している木材が建築や家具の製造用などの利用に適さないとはいえ、環境に良いとはいえないと思います。 そもそも割り箸をほぼ100%輸入に頼っている時点で、「割り箸=環境破壊」と言われても仕方がないような気がしますが・・・ (3)日本の塗り箸の80%以上は福井県の若狭地方(主に小浜市)で生産されている 今度は塗り箸の話です。 塗り箸はレストランでは普通はあまり目にしません。(まあ、もっとも自分が食べているレストランの価格帯が低いこともあるでしょうが・・・) 塗り箸は、何回も使えると点では、今のエコバッグに通じるものがあり、良いと思います。 マイ箸では今後利用が進むんでしょうねえ・・・。 (4)割り箸は樽丸を製造する過程で出る木材の余りを利用することから始まった これは(2)で述べた自分のコメントとかぶります。 要するに、割り箸は歴史的には余った木材から作られていたものなので、割り箸の目的のためだけに木を切り倒すということはあまりそぐわないのではないか・・・そう考えています。 (5)最近の割り箸の材料はヒノキ、スギなどの針葉樹系の木材にとどまらず、シラカバ、シナノキ、アスペン、ポプラ等の広葉樹系の木材の利用も広まっている まあ、これはこの本を読む前から薄々感じていたことでした。 逆に針葉樹系の所謂「良い」木を使うメリットがなくなってきているのでしょう。 (6)著者は、木材の全伐採量から見れば割り箸に使用される比率は微々たるものなので、それほど問題にする必要はないのでは、と述べている この点に関しては、個人的にはどうしても納得がいきません。 そもそも、割り箸を毎回製造するのもエネルギーが必要であり、ましてや間伐採を使用しないのであればやはり資源の無駄使いと言われても仕方が無いことなのではないでしょうか? 環境保護、資源節約の面で考えた場合、やはり何回も使用できる塗り箸のメリットの方が大きいと言わざるを得ません。 筆者は繰り返し箸を使用した場合の衛生面での問題についても述べていますが、これは少し論点が弱いように感じます。 木材資源の減少とともに、割り箸が減少していこと、また、割り箸が有料になること、はいずれも自然の流れではないでしょうか? 割り箸は、ここパリでも日本食のレストランでは使われていますが、中華レストランや韓国料理店では皆無です。 一部の日本食のレストランでは、繰り返し使用が可能な箸を使う店も徐々に増えており、割り箸文化そのものがいずれ大量消費時代の名残として廃れていくのかもしれません。 評価:5点満点中2点 #
by witchmountain
| 2009-07-11 02:53
| 書籍
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