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2009年公開。2009年5月11日(月)に嫁さんと二人で映画「新スタートレック」を鑑賞しました。 生憎近所の映画館では上映していなかったので、今回はシャンゼリゼ通りまで遠征しました。シャンゼリゼ通りは、メトロのGeorge X駅を中心に映画館が多く、この界隈であれば間違いなく見たい映画は見ることができます。ちなみに、「バイオハザード3」もこの界隈の映画館で見ることが出来ました。 さて、映画の批評に移る前に個人的な思いを述べましょう。 何を隠そう、「スタートレック」は最も好きなテレビシリーズのうちの一つです。 私は子供時代(小1~中2)までカナダで過ごしましたが、午後学校から帰ってきたときに必ず放映していたのがこの「スタートレック」でした。あの頃は、毎週、放映を楽しみにしていたものです。 中学・高校時代になると今度は「新スタートレック」、すなわち Star Trek the Next Generationが放映され始めました。最初は違和感がありましたが、徐々にその世界観の広さや、より未来的になった映像等を楽しむようになりました。 「新スタートレック」では特にボーグが好きでしたね。 もちろん、このシリーズから派生したボイジャーやDS9で登場した他の種族であるドミニオンやスピーシーズ8427もなかなか個性的でした。 一方、「エンタープライズ」はあまり見ませんでした。全エピソードのあらすじをチェックしたりはしましたが、結局あまり楽しめませんでした。 「エンタープライズ」の船や装備がどう考えてもこれらのエピソードよりも後の時代である「スタートレック」よりも優れているということのが原因でしょうか。 時間を超えて攻撃してくる謎の種族がせめてボーグやドミニオンだったら良かったのですが・・・。 さて、映画「新スタートレック」に話を戻します。 もともとここ十年間ほど、スタートレックのフランチャイズそのものが芳しくなかったことは私も知っていました。 それを打破しようと映画「ネメシス」やTVシリーズ「エンタープライズ」が作られたのですが、いずれもそれほど大きな成果を上げるまでには至りませんでした。 そこにきて映画「新スタートレック」です。オリジナルキャストを一新して作るという話を聞いた時に、私は一瞬「えーっ」と思いました。あの伝説的な3人をいじるのかと・・・。 あまり期待はしていなかったのですが、IMDSでの視聴者の評価の高さに少しだけ期待をしつつ、映画のあらすじの内容もほとんど見ないで鑑賞しました。 結論から言うと、「期待以上の出来でなかなか良かった」です。 カーク、スポック、マッコイともに、原作のキャストとそれなりに似ている人が演じていており、そもそも敵役であるロミュラン勢力が時間を遡ったことにより歴史が変わってしまったという前提があるため、新世界観もあまり違和感なく入り込むことが出来ました。 また、映像技術や文明観が、現実世界が進化した分、いかにも未来の宇宙航行時代というふうな設定で進んでおり、「スタートレック」のようなしょぼいセットが使用されなかったことも幸いでした。 主人公たちの間の絶妙な掛け合いも話の流れもテンポ良く進み、映画を製作した人の力量がかなり良いなとわかった作品でした。 また、旧作で出てきたレナード・ニモイが歴史改編前のスポック(つまり、未来から来たスポック)を演じていたのも、これまでのスタートレックとの整合性を保てている大きな要因となり、なかなか面白い設定でした。 不満点をあげるとすれば、歴史改編の原因となった敵役のロミュランの巨大船がなんか不格好だったことと、終りのエンタープライズの脱出にもうひとひねりがあればな、という程度で、全体としては良く出来た作品だったと思います。 恐らく続編が出るのでしょうが、その時には、スタートレックの歴史が変わったはずなので、是非ともボーグやドミニオンと対決して欲しい、というのは期待しすぎでしょうか? 評価:5点満点中4.5点 最後に余談ですが、今回Gaumont系列の映画館に来て初めて知ったのですが、この週の後半はGaumont系列の映画館でなんと3ユーロ!(直近のレートで計算すると日本円で420円位)で見ることが出来ました。 残念ながらスタートレックはこの破格の低価格で見ることができませんでしたが、次回「天使と悪魔」を見る時には、是非とも3ユーロで見たいと思います。
by witchmountain
| 2009-05-11 02:03
| 映画
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