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現在住んでいるブローニュから空港方面へ行く際に必ず問題になるのが、「渋滞」。
英語では「Traffic Jam」、フランス語ではembouteillage又はbouchonと呼ばれており、すべてのドライバーの敵です。 (パリの高速道路の一つであるA1の電光掲示板ではbouchonと表示されていたので、今ではbouchonという言い方の方が好まれるのでしょうか?もっとも、電工掲示板の字数制限のためにやむを得ずbouchonと表示しているだけなのかもしれませんが) ブローニュから空港方面へ行くのにもっとも近い道順は、パリ南西の端にあるサンクルー広場からPeripherique(環状高速線)に入り、パリの北まで周り、そこで高速道路A1に入ってひたすらまっすぐ、というルートです。 このルートであれば、早ければ30分ちょっとで家から空港まで行くことができます(早い!) ところが、です。このPeripherique、環状線だけあってやたら混みます。朝晩はむろんのこと、昼の3時くらいでも混んでいる時があり、渋滞に巻き込まれたら1時間、下手すれば1時間半は覚悟しなければなりません。 そこで、他のルートがないのかといえば、実はあります。 セーズ川沿いの道路(D9)を進み、A86に入って東の方向へ進み、A1に進む。 このルートの方が早い場合もあります。 ただし、D9は一般道なので、渋滞がやはりひどい時があり、その場合はどちらのルートで行っても同じくらいの時間がかかります。 実は、A86というのは俗にSuper Peripherique(スーパー環状線)と呼ばれているのですが、このスーパー環状線、東京の外環自動車道と同じく、全線開通していません。 ところが、実は、我が家の近くのを通っている別の高速道路A13とベルサイユ付近で下の地図のように今年交わる(つまり開通する予定なのです!) A86とA13がつながれば、我が家からはA13経由でA86にそのまま入ることができ、渋滞さえなえればかなりの時間の節約になります。 ああ、早く開通して欲しいものです・・・ ちなみに、新規に建設される道路が2本ありますが、この地域は昔の別荘やら住宅やらがあり騒音問題があるので、トラックだけは人気のない左のトンネルを走ることになり、乗用車のみが右のトンネルを走れることになります。 我が家は乗用車なので右の方を走ることができます。 フランス人もいろいろ考えている、というか日本なら絶対にケチるようなことをする(2本高速道路を別々に作る)あたり、日本人には真似できない懐の深さ(?)を感じてしまいます。
by witchmountain
| 2007-01-28 02:05
| フランスでの生活
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